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3月12日
今日も曇り。時々雨がぱらつく天気である。都jまの天気の悪さにも慣れた。慣れたというか飽きた。太陽が出たのは1日目、2日目、そして10日のオフだけだ。いつもは、太陽が出すぎて「もう少し曇ったらちょうど良いのに・・・」と思っているのに、今年はあべこべだ。
今日、最終日に予定されていた「逆立ち競争」が行われた。結果は土生(4泉陽)のダントツ優勝であった。2Iは松村(4畝傍)、3位は相原(2岸和田)で、3人には監督から賞品が送られた。ところで、この逆立ちを提案したのは監督であるが、その監督も逆立ちが上手だ。もし、監督がこの競争に出場していたら、土生といい勝負になっていただろう。 午後からは紅白戦第3戦である。ここまでの対戦は1勝1敗だ。紅組の先発は多賀野(3西大和学園)。白組は松村(4畝傍)であった。 初回、白組の攻撃。多賀野が大乱調。ボクが主審をしていて、たしかにボクの判定は厳しいところもあったが、原因は準備不足であろう。6四球、1安打で6点を献上。多賀野は変化球がよいのだから、変化球を活かすために、速くなくてもコントロールよくストレートを投げる必要がある。ストレートのコントロールがよくなれば、今年、リーグ戦のマウンドに立つこともできるのではないか。 対する紅組の攻撃。白組の先発松村ももうひとつの立ち上がり。エラーによる1点だけに抑えるものの、ボールが先行する苦しいピッチングであった。今日の松村は、右肩の開きがややはやく、腕だけで投げている印象を受けた。それではコントロールが定まらないのではないか。 ところで、ピッチャーの調子は悪かったわけだが、それに対し、キャッチャーの対応はどうだったか疑問符がつく。ピッチャーに合わせていなかったか。調子のよいピッチャーをリードするのは難しくない。調子が悪いピッチャーをいかに良い方向に持っていけるかどうかか、いいキャッチャーとそうでないキャッチャーとの分かれ目である。そのためには、日頃のブルペンでのピッチャーの様子をよく観察しておくことが大事である。その観察は、試合で調子の悪いピッチャーに声をかけるのに役立つであろう。 3回裏、紅組は川上(2岡崎)のセンター前タイムリーなどで2点を挙げ、じわじわと追い上げるが、4回表、白組は星野(3東山)のスクイズなどで2点。差は再び5点。 紅組は5回から岡村(3洛星)が登板。キャンプに入ってからもストレートの伸びがもうひとつで、今まで良いピッチングができていなかったが、今日はそれをふまえた上で、スライダー中心のピッチングで3回を1失点とまずまずのピッチングであった。リーグ戦で勝つためには、岡村の復調が不可欠である。京都に帰ってからもストレートの制球力向上に努めてほしい。 結局8−4で白組が逃げ切った。今日はエラーがいくつかで多賀、そのうちのいずれもピッチャーが四死球などで野手のリズムが崩れたところでのエラーであった。野手のリズムを崩さないためにも先頭バッターの四死球はさけてほしいところだ。 紅白戦で今日のメニューは終了。今日で本格的な練習は終了と言うことで、選手はホテルまで走って帰った。やや雨がぱらつく中、選手は頑張って走った。中には長内(3大手前)のように道に迷った者もいたようだが、みんな無事に完走した。 今日の夕食の時間、コーチの大下さん(H11卒)がこのキャンプを最後に、コーチを辞められて筑波大学大学院に進学されるということで、今までの感謝の意味を込めて、色紙と記念品を贈呈した。1年半近くコーチとしてお世話になったわけで、ボクも同じ文学部ということもあり、良くしていただいた。野球に対し非常に熱いものを持っておられる方で、将来野球部の監督をするのではないかと僕は密かに思っている。 また、その夕食の咳で、この合宿の表彰選手が監督から発表された。最優秀選手は、この合宿を通じて、安定したピッチングをした長田(2福岡)が選ばれた。何回も書いているが、長田のスライダーは絶品だ。リーグ戦でも非常に期待している選手の一人だ。長田にはピッチャーなのに、ミズノプロのバット(推定1万8000円)が賞品として送られた。また、優秀選手には、ピッチャーの相原と外野手の篠原(2星光学院)が選ばれ、それぞれ、ユニフォーム上下、皮手両手が送られた。そして、おまけとして、紅白戦で3盗塁した大谷(3益田)がソックスをもらった。優秀選手を見て、小野山(4桐蔭学園)は「夏合宿は頑張ろう」とつぶやいていた。 明日は最終日。もうひといきだ。がんばろう。(終) |