#1 伊藤 慎哉
6月26日 天候 晴
11:00 少し肌寒いくらいの気温
今日の朝食(9:00)
チキンライス、目玉焼き、パン、チーズ、バター、オレンジジュース、紅茶
昨日の長時間の移動で腰が痛いが、食欲はある。わりと食べられた。しかも結構おいしかった。部屋は快適、寒さ対策に2重窓。勉強しての知識と経験が結びつく。
昼食(15:30)
肉のミンチをあげたもの、パン、サラダ、じゃがいも、甘い缶詰系の飲み物、スープ
夕食(19:00)
ビーフストロガノフ、サラダ、パン
今日は、1時間30分の練習時間が各チームに与えられた。初めての球場での練習。人工芝は柔らかく滑らない。しかし、やはりボールは非常に転がる。守備では特に、スタートが大事であるし、捕球時もボールを掴みにいかなければはじかれる危険性がある。チームの雰囲気について、みなテンションは高く、活気があった。しかし、練習中どこかよそ行きのプレー、本来とはかけ離れたプレーが多々見られた。慣れない球場に加え、初めての海外での試合から各自どこか独特の緊張感があったように思う。自分は練習中厳しい声も多く飛ばした。そしていつも以上に激しいプレーを心がけた。練習後のミーティングでは、人工芝でのスピード感、相手チームのことが何もわからない状況から、特にプレー前の「準備の徹底」について部員に伝えた。個人的には、とにかく自分のやれることをやる。そうすれば結果は出るものとし、国際試合に臨むこの貴重な経験に対して積極的な姿勢を貫こうと決めた。
#21 松岡祐樹
僕達が約8日間過ごす事になった、モスクワ大学学生寮。それは寮という言葉からはとても想像しがたい、お城のような建物でした。夜は建物全体がライトアップされ、真夜中に到着した僕達は全員がその美しさに魅了させられていました。泊まる部屋は2人部屋でした。出発前、鉄菅がさび付いているので水は危険、トイレには便座もなく紙も堅い、またシャワーも水しか出ないし、ひょっとしたら鍵もかからないと聞かされていたので、部屋に関しては期待の欠片もなかったのですが、いざ部屋に入ってみると、水は見た目にはきれいだったし、トイレには便座もあったし、シャワーからは湯も出たし、もちろん鍵もかかりました。まずはみんな一安心したのではないでしょうか。この時期ロシアは白夜に近く真っ暗な時間は3〜4時間しかありません。夜の11時くらいにやっと薄暗くなる感じです。だから毎日まだ明るい内に寝ると言う変な感覚でした。食事は朝・昼・晩すべて寮の食堂で頂きました。食事に関しても、出発前は不安ばかりでしたが、全体的に少し味が濃い事以外は量、質ともに申し分なかったです。ほとんどの人が念のためカップラーメンを幾つか持っていきましたが、帰りにはただの荷物になりました。滞在中、グラウンドの関係で練習はほとんどできなかったので、試合と観光以外はほとんど自由時間でした。定番のカードゲームをする人、部屋で本を読んだり、勉強したりする人、外で素振りをする人など、過ごし方は様々でしたが、ロシアならではのお土産を求めて大学の生協へいったり、近くの市場へ繰り出す人もいました。生協も大学寮内にあるのですが、慣れるまではそこへ行くのも一苦労です。というのもお城のような寮は前後、左右対称に造られていて、中で少しうろうろするとどっちから来たのかすぐに分からなくなってしまいます。僕は伊藤慎哉キャプテンと部屋をご一緒させていただいたのですが、方向感覚というものにやや難のあるキャプテンに最初の数日はよく道を訪ねられました。生協は寮の大きさのわりにやや狭めでしたが、学生向け商品がたくさん、しかも安く売られていました。中でもモスクワ大学のマークが入ったボールペンは部員に大人気でした。市場は広い大学構内のすぐ外にあったのですが、数多くの食材や雑貨が激安価格で売られていました。日本ではあまり見られない光景だったので、中を散歩するだけで楽しかったです。また3回試合をするだけだったので、体力が有り余っていた人はトレーニングの一環(?)としてサッカーをしたりしたりしていました。ロシアでもサッカーは大人気のようです。不安だらけのままに始まった寮生活でしたが、時が経つ間にいつのまにかその不安が自分の中で貴重な財産に変わっていったような気がします。